紅葉が色づきはじめたら羽織の季節到来! of ひろしまきもの遊び


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きものコラム

羽織について

紅葉が色づきはじめたら羽織の季節です!


秋の深まりとともに紅葉が色付きはじめたら、いよいよ羽織の出番です。
暦で言うと、10月下旬~4月中旬頃。
この時期、帯がちゃんと結べてなくても羽織で隠せるので、「お太鼓隠しの羽織」とも言えます。
特に、きものビギナーさんにとっては重宝するアイテムかな♪

女性の羽織は大きく分けて本羽織(長羽織)、中羽織、茶羽織の3つのタイプがあります。
長羽織は膝下にまでおよぶ長い羽織で、本羽織ともいいます。
対して、中羽織の丈は膝上までで短く、袖の部分にマチが縫い付けてあります。
一般的に「羽織」というと中羽織の事を指します。
そして、中羽織と同じ外観で脇のマチが無いものが茶羽織で、元来は茶人用。

裏地をつける“袷”と、裏地のない“単衣”の羽織がありますし、
他にも季節に応じて絽や紗など透ける生地の夏羽織(絽羽織)もあります。
冬だけのものではないんですよ!

カーディガン代わりの羽織

羽織は室内で脱ぐ必要はありません。
室内外を問わずに着用できますので、室内での体温調節にも役立ちます。
他の上着(コート、道行、道中着)は玄関で脱ぎましょう。
これは、上着が塵除けやきものを汚れから守るためのものだから。
お客様の家にあがるときは塵を持ち込まない。
そんな心遣いもあるんですよ。

<ワンポイント>

腰をおろすときや正座するときは、羽織の裾をはねて後ろに広げるとシワになりませんよ♪
長羽織の場合、はらって座ると邪魔になったり余計にシワができますので、お尻の下に敷いてしまいましょう。


礼装には向かない羽織

女性の羽織は、紋がついていも礼装にはなりません。
紋付羽織はきものの格を高める(略礼装まで)という意味をもちます。
あくまでもオシャレ着として楽しみましょう。
※男性の礼装は紋付羽織袴となります。